今回の話はフランが地霊殿に行き、猫たちと触れ合う、というお話です。
後、寿命の話とか。
寿命の違いに関してはどこかで、自分なりの考えを表現してみたいな、と思ってました。
と言っても、今回の話で全ての考えを出せたわけではありませんが。
他種族が住む幻想郷において、寿命の問題は大きいと思います。
特に、妖怪が人間を好きなってしまった場合とか、特に重たい話になってしまいますよね。
死なないのがいいんでしょうが、そう言うわけにもいきませんし。
それに、妹紅の台詞なんかを見てても不死身なのがいい、とは言ってませんしね。
・・・見送る側に立つのは辛いんだろうなぁ。
ここから先は、思いついたことを適当に書いただけです。
題名について、
題名は、
フランに猫を絡ませよう、
そういえば、地下は英語でサブタレイニアン、
こいしやお空のスペルにも使われてたなぁ、
と、実に単純に題名をつけました。
初期段階で題名が決まってるのは結構珍しいことだったり。
ステアの名前
作中でも触れてますが、ステア、というのはルーマニア語で、
星、という意味です。
何故、ルーマニア語なのか。
それは、彼の有名なヴラド公の出身地がルーマニアだからです。
公式設定ではチェペシュの末裔ではない、と言われてますが、
そのままレミリアの嘘にしてしまうのも勿体ないかなぁ、と思い、
スカーレット姉妹の親がヴラド公の側近だった、という裏設定をつけてみました。
なので、フタリともルーマニア語を使うことができます。
使う時なんてないでしょうが。
お劉について
最初の段階ではお劉は単なる老猫で喋る、という設定は一切ありませんでした。
けど、ちょっと特別な色づけをしたいなぁ、と思い
今回のように人語を解する猫となってしまいました。
フランとお劉は孫と祖父みたいな関係で書いてました。
姉妹の仲
このフタリは本当はお互いにお互いのことが好きなんだと思います。
ただ、すれ違ってすれ違って、言葉を交わしてこなかったから両者の間に溝が出来てしまった。
なら、フタリのすれ違いをなくすにはお互いに直接話させる、それしかないですよね。
というわけで、今回のようになってしまいました。
すれ違いが解消された後のフタリは、
レミリアがフランの心配をして、
フランがそんな心配に困りながらも嬉しいと思ってる。
そんな傍から見れば微笑ましい姉妹の関係を築いてます。
カッコいいレミリアを書きたいなぁ、と頭の片隅で考えながらも何故かカッコよくなってくれないレミリア。
でも、今回の姉バカなレミリアは結構書いてて楽しかったです。
フランとさとり。
ふと、この話を書き始めるきっかけを思い出しましたので追記~。
この話を書こうと思うようになったきっかけは、
フランと猫を絡ませてみたかった、たったそれだけです。
それが気がつけばこんな話にー。
猫、といえばさとりですよね。
何の滞りもなくフランとさとりを会わせよう、と思ったんですが、
よく考えてみれば今まで一度も見たことのない組み合わせ。
こいしと一緒にいる話は見たことありますが。
しかも、案外このフタリの相性はいいようで、
考えなくても台詞が自然と浮かんできました。
今では結構お気に入りの組み合わせです。
今のところ後書きはこれで終わりますが、
何か質問などありましたらコメントください。
順次、追記していこうかと思います。